表と裏の診断について

表と裏の診断は、10の設問であなたの反応を二つの角度から測ります。前半は人前でとっさに出てしまう行動、後半はひとりに戻ったときに実際に起きていることです。この二つは別々に採点され、掛け合わせて一つの結果になります。表だけを見れば感じの良い人でも、裏まで合わせると印象がまったく変わることがあります。

表は4種類(率いる・合わせる・観る・魅せる)、裏は3種類(渇き・燃え尽き・逃げ)。掛け合わせで12タイプに分かれます。表は多くの人が自覚していますが、裏は本人も気づいていないことが多く、結果を読んで初めて言葉になる感覚に近いはずです。

選択肢に良し悪しはありません。人前でどう振る舞うと得かではなく、実際にとってしまう行動を選んでください。ひとりのときの設問ほど、正直に答えると結果の精度が上がります。隠したい部分ほど、当てておく価値があります。

全12タイプ

以下は12タイプすべての解説です。表と裏は独立して読めるので、自分の表と、気になる別の裏を組み合わせて読むこともできます。

率いる表と、渇いた裏

人前では判断が速く、迷っている集団の中にいると自然に前へ出ます。責任を引き受けること自体は苦になりません。任される立場に置かれやすい人です。

裏側にあるのは、承認への渇きです。頼られている実感が切れると急に足元が不安になります。あなたが動き続けているのは、止まると自分の価値が確かめられなくなるからです。

外から見えている顔
決断が速く、頼りになる人。困っている場面で真っ先に動くので、周囲は強い人だと思っています。
内側で起きていること
感謝の言葉が途切れると、急に自分の存在が薄く感じられます。休むことが怖いのは、その空白と向き合うことになるからです。

率いる表と、燃え尽きた裏

人前では常に判断する側に立ちます。まわりはあなたが決めてくれることを前提に動くようになり、その期待にこれまで応え続けてきました。

裏側では、すでに熱が切れています。それでも役割が続いているので、動きだけが残っている状態です。誰かに引き継ぐ方法を、あなたは教わったことがありません。

外から見えている顔
安定していて、感情の振れ幅が小さい人。落ち着いて見えるので、限界が近いことに誰も気づきません。
内側で起きていること
やる意味がわからないまま手だけが動いています。倒れて初めて休めると、どこかで思っています。

率いる表と、逃げる裏

人前では前に立ち、決めるべきことを決めます。行動が速く、まわりを引っ張る力があるので、集団の中では中心に置かれます。

裏側では、本当に向き合うべき一点を避けています。忙しくしているのは有能だからでもありますが、考える隙をなくすためでもあります。他人の問題のほうが、自分の問題より扱いやすいのです。

外から見えている顔
行動力があり、次々と物事を進める人。手が空いている時間がほとんどありません。
内側で起きていること
先延ばしにしている一件があります。それを片づけない限り、どれだけ成果を積んでも、満ち足りた感じは戻りません。

合わせる表と、渇いた裏

人前では場の温度を読み、荒れそうな空気を先回りして鎮めます。角の立たない言い方が自然にできるので、あなたがいる場所は穏やかに保たれます。

裏側にあるのは、誰かに必要とされたい気持ちです。合わせることで得た好意は、合わせ続けないと消えるように感じられます。だから、やめどきが見つかりません。

外から見えている顔
優しくて話しやすい人。誰にでも同じように接するので、敵を作りません。
内側で起きていること
自分の希望を言わないまま、相手の希望を叶えています。返ってこないと、静かに損をした気持ちが残ります。

合わせる表と、燃え尽きた裏

人前では相手に合わせ、求められた役割をきちんと果たします。察する精度が高く、頼まれる前に動いてしまうことも多いはずです。

裏側では、その精度が自分を削り切っています。人と会ったあとの回復に、以前より時間がかかるようになっていませんか。感じ取る力は消耗品ではありませんが、使い方には限度があります。

外から見えている顔
気が利いて、穏やかな人。無理をしているようには見えないので、頼み事が集まります。
内側で起きていること
断らなかった予定の数だけ、自分の時間が減っています。楽しみだったことが、義務に変わりはじめています。

合わせる表と、逃げる裏

人前では衝突を避け、丸く収まる方向を選びます。その判断はたいてい正しく、おかげで無用な争いを避けてきました。

裏側では、言うべきことを言わずに済ませています。合わせるのは優しさでもありますが、対立を引き受けなくてよくなる方法でもあります。溜まったものは、あとで別の形で出ます。

外から見えている顔
穏やかで、揉め事を持ち込まない人。誰とでも問題なくやっていける人に見えています。
内側で起きていること
本当は納得していない件が、いくつも残っています。言わなかった相手ほど、距離を置きたくなっています。

観る表と、渇いた裏

人前では一歩引いた位置から全体を見ています。すぐには動かず、状況が読めてから口を開くので、発言には重みがあります。

裏側にあるのは、見つけてほしいという気持ちです。自分から前に出ることを潔しとしないぶん、気づかれないまま終わることに慣れてしまいました。慣れただけで、諦めてはいません。

外から見えている顔
冷静で、感情に流されない人。落ち着いて見えるので、困っていると思われません。
内側で起きていること
誘われなかった事実を、必要以上に長く覚えています。誘われても断ることがあるのに、です。

観る表と、燃え尽きた裏

人前では距離を保ち、必要なときだけ関わります。無駄な消耗を避ける仕組みを、あなたは自分で作り上げてきました。

裏側では、その仕組みごと動かなくなっています。人を避けているというより、動かすための燃料が残っていない状態です。回復のための孤独と、消耗した末の孤独は別のものです。

外から見えている顔
自分のペースを持っている人。ひとりが平気な人だと思われています。
内側で起きていること
誰とも話したくないのに、誰にも見つけられないことが少し苦しい。この二つが同時にあります。

観る表と、逃げる裏

人前では観察する側に回り、判断を保留します。情報が揃うまで動かないおかげで、大きな失敗をかなり避けてきました。

裏側では、その保留が逃げ道になっています。まだ材料が足りないという理由は、いつでも作れます。決めないことは、失敗しないための最も静かな方法です。

外から見えている顔
慎重で思慮深い人。軽率な判断をしないので、信頼されています。
内側で起きていること
考え終わる前に締切が来て、結局選ばずに終わったことが何度かあります。その回数を、数えないようにしています。

魅せる表と、渇いた裏

人前では見え方を意識し、印象を設計できます。場を明るくする力があり、あなたがいるだけで空気が動くことを自分でも知っています。

裏側にあるのは、反応が返ってこないことへの不安です。見られている間は安心でき、見られなくなった瞬間に足元が消えます。作った顔ほど、褒められても届きません。

外から見えている顔
華があり、自信のある人。人前に出ることが好きなのだと思われています。
内側で起きていること
投稿や発言のあと、反応を何度も確認しています。数字が伸びない日は、自分の価値まで下がった気がします。

魅せる表と、燃え尽きた裏

人前では期待される役を演じ切ります。求められた顔を出す精度が高く、その場に必要なものを的確に提供できます。

裏側では、演じることに疲れています。それでも期待に応える型ができあがっているので、疲れたまま上手にこなせてしまいます。器用さが、休む機会を奪っています。

外から見えている顔
いつも楽しそうで、明るい人。落ち込んでいる姿を見せたことがありません。
内側で起きていること
終わったあとに何も残らない感覚があります。素の自分がどれだったか、少し曖昧になっています。

魅せる表と、逃げる裏

人前では魅力的にふるまい、場の中心に立つことができます。話術や表現で、相手の関心を引きつける手札を持っています。

裏側では、深く踏み込まれる前に話題を変えています。目立つことは、実は隠れることでもあります。よく見られている人ほど、中身を見られていません。

外から見えている顔
オープンで、何でも話してくれる人。秘密がなさそうに見えています。
内側で起きていること
誰にも話していないことが、ひとつあります。近づいてきた相手ほど、うまく距離を取ってきました。

よくある質問

何分くらいかかりますか?

10問なので、およそ2分で終わります。登録もメールアドレスの入力も不要です。

12タイプもあるのはなぜですか?

人前での顔を4種類、ひとりのときの状態を3種類に分け、その掛け合わせで結果を出しているためです。同じ表でも、裏が違えば別のタイプになります。

答えは正直に選ぶべきですか?

はい。理想の自分ではなく、実際にとってしまう行動を選んだときに、結果が最も当たります。

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